2026/10/02
ハラスメント研修には、 eラーニングや動画研修、オンライン研修など、 さまざまな実施方法があります。
基礎知識を広く共有することが目的であれば、 こうした方法にも利便性があります。
一方、ハラスメントについて 「知っている」という状態から一歩進み、 実際の職場で考え、判断し、 行動できることを目指すのであれば、 講師と受講者が同じ場を共有する 対面式集合研修には大きな意義があります。
一般社団法人パワーハラスメント防止協会では、 企業・団体の職場へ講師が伺い、 組織の課題や受講対象者に合わせた 対面式・オーダーメイドのハラスメント研修を実施しています。
なぜハラスメント研修を対面式で行うのでしょうか
ハラスメント研修で大切なのは、 「してはいけない言動」を覚えることだけではありません。
実際の職場では、 業務上必要な指導、 部下への注意、 意見の対立、 コミュニケーション上の行き違いなど、 簡単には判断できない場面が数多くあります。
そのような場面について、 講師から一方的に答えを伝えるのではなく、 受講者自身が考える。
そして、講師の解説や問いかけを通して、 自分とは異なる考え方にも触れながら、 自分自身の行動へ置き換えて考える。
こうした研修を行いやすいことが、 対面式集合研修の特徴の一つです。
講師が受講者の反応を見ながら進められる
対面式研修では、 講師が受講者の表情や反応、 会場全体の雰囲気を感じながら 研修を進めることができます。
例えば、 あるケースを提示した際に 受講者の反応が大きければ、 そのテーマについて少し時間をかけて 考えることができます。
逆に、 受講者が理解しにくそうな部分があれば、 別の例を示しながら説明することもできます。
あらかじめ決められた内容を 機械的に最後まで説明するのではなく、 その場にいる受講者へ伝わっているかを確認しながら 研修を進められること は、対面式研修の大きな特徴です。
対面式集合研修だからこそ生まれる4つの学び
講師から問いかけられることで、 受講者自身が「自分ならどうするか」を考える時間をつくります。
同じケースでも、 立場や経験によって考え方が異なることを知る機会になります。
「この場合はどう考えるのか」など、 受講者が抱く疑問を研修の中で整理できます。
知識を覚えるだけではなく、 自分の仕事やコミュニケーションに置き換えて考えます。
同じケースでも、人によって判断は異なります
ハラスメント研修でケーススタディを行うと、 同じ事例を読んでも 受講者の意見が分かれることがあります。
それは決して悪いことではありません。
なぜ自分はそのように感じたのか。 なぜ別の人は違う判断をしたのか。
その違いを知ることによって、 職場では自分の意図だけでなく、 相手の立場や受け止め方も考える必要があることに 気づくことができます。
管理職として注意する必要があります。 では、どのように伝えればよいのでしょうか。 必要な指導と感情的な叱責の違いを考えます。
その場で反論したり、 指導をすべてやめたりするのではなく、 何が問題と受け止められたのかを整理して考えます。
相談を受けた人が自分だけで判断するのではなく、 何を聞き、どのような対応につなげる必要があるのかを考えます。
特に管理職研修では「対話」が重要です
管理職向けのハラスメント研修では、 受講者から実務に近い疑問が出ることがあります。
「部下に改善を求めてもパワハラにならないのか」 「何度指導しても改善されない場合はどうすればよいのか」 「厳しいことを言えなくなってしまった」 などです。
こうした疑問に対して、 単に「パワハラに気をつけてください」と伝えるだけでは、 管理職がさらに指導をためらってしまうことがあります。
ハラスメントを防止することと、 必要な指導を行うことは、 どちらも職場にとって大切です。
だからこそ、 講師と同じ場で具体的なケースについて考え、 「何を言わないか」だけではなく、 「どのように伝えるか」 まで学ぶことが重要です。
企業ごとの職場課題をその場で考える
対面式集合研修は、 一般論だけを説明する研修ではなく、 企業・団体の職場課題を踏まえた内容にすることができます。
例えば、 管理職の指導方法に課題がある企業と、 社員間のコミュニケーションに課題がある企業では、 研修で扱うテーマは異なります。
業種によっても、 製造現場、医療・福祉、教育、営業、接客、 オフィスなど、 実際に起こりやすい場面は変わります。
そのため、一般社団法人パワーハラスメント防止協会では、 事前に企業・団体の研修目的や職場課題を確認し、 その組織の受講者が自分の仕事として考えられる オーダーメイドの研修 を設計します。
対面式だからこそケーススタディを活かせます
ケーススタディは、 資料に書かれた事例の正解を 講師が説明するためだけのものではありません。
まず受講者自身が考える。
必要に応じて周囲の受講者と意見を交わす。
そして講師が、 判断する際に確認したいポイントや 別の考え方を提示する。
この過程を通して、 一つの答えを暗記するのではなく、 実際の職場でも使える 「考え方」や「判断の仕方」 を身につけていきます。
対面式ハラスメント研修の設計
基礎教育、管理職の指導力向上、 職場コミュニケーションの改善など、 何を目的として実施するのかを整理します。
一般社員、管理職、役員・経営層など、 受講者の立場に合わせて必要な内容を検討します。
現在どのような点に課題を感じているのか、 研修で扱いたいテーマがあるかを確認します。
業種や受講者の立場を踏まえ、 実際の職場を想像しやすいケースを取り入れます。
講師が受講者の反応を確認しながら、 ケースや問いかけを交えて研修を進めます。
「受講した」で終わらないハラスメント研修へ
ハラスメント研修の目的は、 受講者に研修を受けてもらうことそのものではありません。
研修後の職場で、 自分の言葉を少し考えてから伝える。
部下への指導で、 人格ではなく具体的な行動について伝える。
問題を感じたときには、 一人で抱え込まず適切な相談につなげる。
こうした小さな行動の変化が、 職場のハラスメント防止につながっていきます。
一般社団法人パワーハラスメント防止協会では、 知識を伝えるだけで終わらず、 受講者が自分の職場で考え、行動することを目指した 対面式のハラスメント研修 を大切にしています。
対面式ハラスメント研修について詳しく見る
対面式・集合型のハラスメント研修をご相談ください
「講師を招いて対面式で研修を実施したい」 「管理職がその場で考えられる研修にしたい」 「ケーススタディを取り入れたい」 「自社の職場課題に合わせた集合研修を実施したい」など、 研修内容が具体的に決まっていない段階からご相談いただけます。
企業・団体の研修目的、受講対象者、 職場課題等を伺いながら、 対面式集合研修の内容をオーダーメイドでご提案いたします。
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