役員・経営層向けハラスメント研修|経営リスクと組織責任を学ぶ企業研修

役員・経営層に求められるハラスメント研修は、 一般社員や管理職向け研修とは役割が異なります。

自身がハラスメントを起こさないための知識だけではなく、 経営層として組織全体のハラスメントリスクを把握し、 問題発生時に適切な判断を行う力 が求められます。

一般社団法人パワーハラスメント防止協会では、 経営者、取締役、執行役員など、 組織を率いる立場の方を対象とした オーダーメイドのハラスメント研修を実施しています。

役員・経営層にもハラスメント研修が必要な理由

役員や経営層は、 その立場そのものが組織に大きな影響を与えます。

本人に強く言う意図がなくても、 役員からの一言を社員や管理職が重く受け止めることがあります。

また、役員の言動は、 本人と相手の関係だけで完結するとは限りません。

その言葉を聞いた管理職がさらに部下へ強く接したり、 職場全体に「結果を出すためなら厳しい言動も仕方がない」 という空気が形成されたりする可能性もあります。

役員・経営層のハラスメント防止では、 「自分は何を言ったか」だけでなく、 「その言動が組織にどのような影響を与えるか」 を考えることが重要です。

ハラスメントは経営上の課題でもあります

ハラスメント問題は、 当事者間の人間関係だけの問題として 扱うことはできません。

問題への対応が適切に行われなければ、 職員の心理的負担や離職、 職場の信頼関係の低下、 組織風土への影響など、 経営や組織運営にも関わる問題となります。

さらに、 「相談しても会社は何もしてくれない」 「役員の言動には誰も意見を言えない」 という認識が職場に広がれば、 問題が表面化しにくい組織になる可能性もあります。

そのため経営層には、 ハラスメント防止を人事部門だけに任せるのではなく、 組織としてどのような職場をつくるのか という視点が求められます。

役員・経営層向けハラスメント研修で扱う4つの視点

INFLUENCE
役員の言動が組織へ与える影響

自分では通常の指示や助言のつもりでも、 立場や権限の差によって相手が強い圧力を 感じる可能性について考えます。

JUDGMENT
指導とハラスメントの判断

経営上必要な要求や指示と、 威圧的・人格否定的な言動を区別し、 どのような伝え方が適切なのかを考えます。

RESPONSE
相談・申告があった際の初期対応

その場の印象だけで結論を出さず、 事実確認や人事・相談窓口等への適切な接続を 行うための考え方を整理します。

PREVENTION
再発防止と職場環境の改善

問題が起きた後に当事者への対応だけで終わらせず、 組織として何を改善する必要があるのかを考えます。

「役員だから厳しくて当然」ではありません

企業経営では、 社員や管理職へ厳しい要求を伝えなければならない場面があります。

業績改善、品質向上、納期、安全管理など、 組織を維持するために必要な要求を行うこと自体が ハラスメントになるわけではありません。

一方で、必要な要求であることを理由として、 どのような言葉や態度でも許されるわけではありません。

経営層だからこそ、 何を求めるかと同時に、 どのように伝えるか について考える必要があります。

実際の経営場面を想定して考えるケーススタディ

CASE 01
業績が上がらない管理職へ厳しく改善を求める

改善要求そのものではなく、 相手の人格や能力全体を否定する表現になっていないか、 必要な指示と過度な圧力を分けて考えます。

CASE 02
多くの社員がいる会議で担当者を厳しく叱責する

本人だけでなく、 その場にいる社員や管理職に与える影響についても考えます。

CASE 03
社員から役員へ直接ハラスメント相談が入る

申告内容だけで結論を出したり、 その場で当事者を問い詰めたりせず、 組織として適切な確認手続へつなげることが重要です。

CASE 04
管理職から「部下への指導が難しい」と相談された

管理職に指導を控えさせるだけではなく、 適正な指導方法や職場環境を含め、 経営層としてどのような支援を行うべきかを考えます。

ハラスメント問題が起きた後に経営層が考えること

問題が発生した際には、 被害を訴える職員への配慮や 適切な事実確認が重要です。

そのうえで、 問題となった行為者への対応、 管理職への支援、 職場環境の改善、 再発防止策などを組織全体の課題として 検討する必要があります。

ハラスメント問題を 「問題を起こした個人を処分して終わり」 とするだけでは、 同じような問題が別の場所で発生する可能性があります。

なぜ問題が起きたのか、 組織として改善できることはないかまで考えること が、経営層に求められる役割の一つです。

ハラスメント防止は、 「問題を起こさない人をつくること」だけではありません。

問題が起きにくく、 起きたときにも適切に対応できる組織をつくること。

そこには経営層の理解と関与が欠かせません。

役員・経営層の課題に合わせたオーダーメイド研修

役員研修では、 企業の業種、組織規模、 役員構成、これまでの研修実施状況、 現在抱えている組織課題などによって、 重点的に扱うテーマが異なります。

一般社団法人パワーハラスメント防止協会では、 企業・団体の状況を確認したうえで、 役員・経営層だからこそ考える必要のある ハラスメント課題を取り入れた研修 をご提案しています。

役員のみを対象とした少人数研修や、 管理職研修と連動した研修設計、 実際の職場に近いケーススタディを取り入れた研修などについても ご相談いただけます。

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「役員にも改めてハラスメントを学んでほしい」 「経営リスクとしてハラスメントを考えたい」 「管理職研修とは別に、役員向けの内容を設計したい」など、 研修内容が具体的に決まっていない段階からご相談いただけます。

企業・団体の組織課題や研修目的を伺いながら、 経営層に必要なテーマを整理し、 オーダーメイドのハラスメント研修をご提案いたします。

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