2026/09/16
パワハラ行為者に、
会社はどう対応する?
職場でパワハラ問題が発生したとき、 会社には慎重な対応が求められます。
事実関係を確認し、 必要な対応を検討する。 被害を受けた方への配慮を行う。 そして、確認された事実や社内規程等を踏まえ、 行為者への対応を検討する。
しかし、会社として考えたいことは それだけではありません。
「同じ問題を繰り返さないために、 その後どうするのか」 という再発防止の視点も重要です。
パワハラ問題への対応は「処分」で完結するとは限りません
問題となる行為が確認された場合、 会社として必要な措置を検討することは重要です。
一方で、注意や処分を受けた本人が 「何が問題だったのか」を十分に理解していなければ、 行動そのものが変わらない可能性があります。
本人が、 「会社に怒られたから気をつける」 という状態だけではなく、 自身の言動を振り返り、 今後どのような行動を選択するのか まで考える機会を設けることも、 再発防止の一つの方法です。
会社として整理したい4つの視点
感情や印象だけではなく、 具体的な言動や状況など事実関係を整理します。
確認された事実や社内規程等を踏まえ、 必要な対応を検討します。
問題となった言動について、 本人がどのように認識しているのかを確認します。
本人への働きかけだけでなく、 必要に応じて職場環境や組織側の課題も整理します。
行為者本人への再発防止で考えたいこと
「パワハラをした・していない」という言葉だけでなく、 具体的な言動や状況を振り返ります。
なぜそのように言ったのか、 そのとき相手や状況をどう捉えていたのかを考えます。
上司や管理職としての言葉が、 相手へどのような影響を与える可能性があるかを考えます。
同じような場面で、 今後どのような伝え方や対応を選択するのかを整理します。
本人だけの問題として終わらせないことも大切です
パワハラ問題の再発防止では、 行為者本人への働きかけだけで すべてが解決するとは限りません。
業務負荷、管理職への支援、 コミュニケーション、 職場風土など、 組織側にも確認すべき課題がある場合があります。
個人への対応と組織としての再発防止を分けず、 「なぜ起きたのか」「どうすれば繰り返さないのか」 を複数の視点から考える ことが大切です。
パワハラ行為者への再発防止支援
一般社団法人パワーハラスメント防止協会では、 パワハラ行為を起こした本人を対象とした 更生カウンセリング研修を行っています。
本人が自身の言動や考え方を振り返り、 問題となった行動を整理しながら、 今後の行動変容と再発防止につなげていくことを重視しています。
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