2026/09/02
パワハラ行為者を、
「処分して終わり」にしていませんか?
職場でパワハラ問題が発生した。 事実確認を行い、会社として必要な対応をした。 行為者本人にも注意や処分を行った。
では、その後はどうでしょうか。
本人に「二度としないように」と伝えるだけで、 同じような言動が繰り返されない状態まで つくることができるでしょうか。
再発防止を考えるうえでは、 本人が自身の言動を振り返り、 なぜ問題となる行動が起きたのかを整理し、 今後の行動を考えること も重要です。
「反省しています」で終わらせないために
問題となる行為を指摘されたとき、 本人が「反省しています」 「もう二度としません」と話すことがあります。
もちろん、問題を認識し、 反省することは大切です。
しかし再発防止のためには、 「反省しているかどうか」だけではなく、 自分のどのような言動が問題だったのか、 そのとき何を考えていたのか、 今後同じような状況でどう行動するのか まで整理していくことが重要です。
注意・処分と、再発防止支援は役割が異なります
自分ではどう認識していたのか、 相手や職場へどのような影響を与えた可能性があるのかを整理します。
怒り、焦り、思い込み、 コミュニケーションの癖など、 問題行動につながった要因を振り返ります。
同じような場面が起きたときに、 これまでとは異なる対応を選択できるよう、 具体的な行動を考えます。
「悪い人だから起きた」と考えるだけでは再発防止になりません
パワハラ問題が起きると、 行為者本人を「問題のある人」として捉え、 個人の性格だけで説明したくなることがあります。
しかし、再発防止を考えるためには、 人物評価だけで終わらせず、 どのような状況で、どのような考え方から、 どのような行動が生じたのか を具体的に整理することが必要です。
例えば、こんな場面を振り返ります
「なぜ分からないんだ」という苛立ちが、 どのような言動につながったのかを振り返ります。
業務上必要な指導と、 感情を相手へぶつける行動を分けて考えます。
「自分を否定された」と受け止めていなかったかなど、 自身の認知や反応を整理します。
感情的な言動を繰り返さないために、 具体的な対応方法を考えます。
パワハラ加害者(行為者)更生カウンセリング研修
一般社団法人パワーハラスメント防止協会では、 パワハラ行為を起こした本人を対象とした 更生カウンセリング研修を行っています。
単に「パワハラはいけません」と知識を伝えるだけではなく、 本人が自身の言動や考え方を振り返り、 問題となった行動について整理しながら、 今後の行動変容と再発防止につなげていくこと を重視しています。
詳しくはこちらをご覧ください
「処分した後、どうすればいいのか」
という段階からご相談ください
パワハラ行為者への再発防止支援について、
企業・団体の状況を伺いながらご相談を承ります。
