パワハラ加害者(行為者)更生カウンセリング研修 ~孤独な立場の経営者による暴言や横暴な態度等のパワハラ行為~

パワハラ加害者(行為者)更生カウンセリング研修 導入事例6

パワハラ加害者(行為者)更生カウンセリング研修
~孤独な立場の経営者による暴言や横暴な態度等のパワハラ行為~

【事案の背景/組織からの要望】
共同経営者の1人から、パートナー経営者のパワハラ行為について相談あり。パートナー経営者は、前職の同僚で旧知の仲であり、信頼関係を構築してきたが、半年前くらいからパートナーの様子に変化が生じてきたとのこと。会議でも自分の意見がうまく伝えられなかったり、社員が自分の要望していることに反することを発言した時など、烈火の如く怒りの感情を相手にぶつけるようになり困っている。今までは、楽しく穏やかに家庭的な雰囲気で会社を経営してきた為、パートナー経営者のパワハラに該当するような態度に自分も含め社員たちがショックを受け、会社に来られなくなった人もいることから、何とかして元の姿に戻ってほしいとの要望あり。

  • 【対象者】経営者
  • 【パワハラ行為】会議等での暴言、怒り、横暴な態度
  • 【処分】なし
  • 【受講回数】3回
  • 【受講期間】3ヶ月
  • 【フォローアップ】なし

【担当講師からのコメント】
なぜ、自分がパワハラ加害者(行為者)更生カウンセリング研修の席にいるのかを良く理解していた。ただ、この半年間は自分が自分ではないようになってしまい、自分でもどうしていいか分からなくなったとのこと。想定していた以上に精神的に不安定な状態だったことから、ゆっくりと少しずつ自分が話したいことから話してもらうようにした。経営者という立場から悩みや弱音を吐ける相手がおらず、知らず知らずのうちにストレスが蓄積した結果、従業員への暴言や横暴な態度というパワハラ行為に繋がったと思われる。元々、多くを語る性格ではないことから、ストレス状態になった時に自分の思いや感情を適切な方法で表現することが難しくなり、「表現できないストレス」から怒りの感情が生まれやすくなっていたと考えている。経営者という役職や役割ではなく、一人の人間として講師との対話を重ねた結果、不必要に抱えていた肩の荷が下りたことが表情や態度からも感じられた。信頼できる共同経営者の存在も大きく、共同経営者の力も借りながら、現場で安心して働ける環境作りに自ら積極的に取組むことができるようになったことは、会社の経営という観点からも非常に望ましい行動変容が実現できたのではないだろうか。

【受講者からのコメント】
パワハラ加害者(行為者)更生カウンセリング研修に行く前までは、もう自分は生きていく資格がないのではないかと落ち込んでいました。それが、代表理事にお会いした途端、不思議と目の前が明るくなるのが感じられました。言葉ではうまく表現できないのですが、水がでない水道から、水が勢いよく流れ出るような感じで、今まで抑え込んでいた思いや感情が自分の中から溢れでてきました。人生でこんなに沢山話したことがないくらい多くのことを代表理事に聞いていただき、こんがらがっていた自分の人生のヒモがほどけていくようでした。私は経営者という殻に自ら閉じこもり、勝手に息苦しさを感じていたことが原因になり、パワハラ行為をしていたことが分かりました。経営者というのは役割であり、私の全てではないことを代表理事とのセッションを通じて理解することができたおかげで、仕事とプライベートをうまく分けることができ、今では刺激がありながらも楽しく生きています。本当に本当にありがとうございました!


※個人の感想も含まれています。当協会のサービスを受けることで特定の効果が生じることを保証するものではありません。



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