管理職向けパワハラ防止研修
受講者インタビュー

【業種】商社
【役職】管理職
【研修】管理職向けパワハラ防止研修
※ご本人・組織の承諾を得て掲載しております。
管理職向けパワーハラスメント(以下パワハラ)防止研修を受けたTさん。研修開始からしばらくすると突然立ち上がり「先生、ちょっと電話かけてきます」と部屋から出ていってしまった。戻ってきたTさんが皆さんに伝えた驚愕の事実について語っていただきました。

研修内容について
Q:Tさんがどのような研修を受けたかお話ししてください。
T:管理職向けパワハラ防止研修でした。管理職だけが集められ、5班くらいに分かれ、講義形式とグループワーク形式で実施されました。
受講前の気持ち
Q:研修を受ける前、どのように感じていましたか。
T:とても忙しい職場なので、2時間も研修に時間を割くのは正直面倒だと思っていました。過去にもパワハラ研修に参加したことがありますが、どれもネットで見られるような内容ばかりで、参加する意味はないと思っていました。今回も「またありきたりな内容だろう」と思っていましたね。他の管理職も同じ気持ちだったのではないでしょうか。
実際に受けて感じたこと
Q:実際に研修を受けてみて、印象は変わりましたか。
T:講師(代表理事)が話し始めた途端、空気が一変しました。それまではやる気のない(笑)管理職の集まりでしたが、講義が進むにつれて参加者の顔つきが変わり、積極的に耳を傾けるようになったのです。

管理職の姿勢が変わった理由
Q:なぜ、管理職の受講姿勢が変化したのでしょうか。
T:この研修が「管理職を責める研修」ではなく、「管理職を守るための研修」だと分かったからです。さらに講師が携わったパワハラ加害者の実態を具体的に語ってくれたことで、「パワハラは自分事であり、最も重要なリスク管理なのだ」と気付けたのだと思います。
研修中に席を外した理由
Q:研修中に突然席を外した理由を教えてください。
T:正直、自分は部下にパワハラをしたことはないと思っていました。しかし講義を聞く中で、“指導のつもり”が状況によっては“パワハラになり得る”と気付いたのです。その瞬間、過去の指導を受けた部下に謝罪したい気持ちが抑えられず、研修中でしたが電話をかけに行きました。本来は終了後でもよかったのかもしれませんが、「今すぐに謝りたい」という気持ちが勝ったのです。
部下の反応とその後の変化
Q:突然の謝罪を受けた部下の反応、またその後の関係に変化はありましたか。
T:部下は戸惑っていましたが、「ありがとうございます。自分こそ未熟で申し訳ありません」と答えてくれました。研修後に改めて話し合い、「これからは助け合いながら良い仕事をしていこう」と確認しました。
その結果、以下のような変化がありました:
- 部下から相談される機会が増えた
- 指導の伝え方に配慮するようになった
- チーム内の人間関係が改善した
- クライアントからの評価が向上した
- 結果として会社への貢献度が高まった
これから研修を検討する方へのメッセージ
Q:最後に、これからパワハラ防止研修の実施を考えている皆さまへ一言お願いします。
T:この講義は今まで受けた中で一番良かったです。管理職の立場を守る内容であり、受講中から意識が変わるのを実感できます。
特に良かった点は以下の通りです:
- 「あれもダメ、これもダメ」と禁止する研修ではない
- 「どうすればパワハラ加害者にならない指導ができるか」に焦点を当てている
- 研修後すぐに業務に活かせる実践的な内容
機会があれば、ぜひ受講されることをお勧めします。
※個人の感想も含まれています。当協会のサービスを受けることで特定の効果が生じることを保証するものではありません。